はじめてのお出かけ〜よちよち

こんばんは!伶王です。

昨日は、骨折した脚のリハビリのため(?)一人で近所のショッピングモールに行ってみました。

六月に骨折して以来、タクシーを使わず一人で外出したのははじめてかも!

骨折から三ヶ月ちょいたった時点で、そろそろ骨折した脚に半分くらいは加重してもいいよ!と言われていたので、ちょっとした冒険ですよ。なんてね。

しかし、脚が片方、半分だけ機能不全になっているというだけで、こんなにも不便なものかと改めて驚愕しています。

骨折以来、三ヶ月くらいほとんど外出もしていないし、あまり動かないようにしていたため、健康な方の脚やその他の体機能も若干弱っていたということもあるかもしれないのですが、片足に半分しか体重を載せないために、腕やもう片方の脚でカバーするので、他の部分への負担が半端ないっす。

歩くという人として当たり前だと思ってきた行為が、こんなにも複雑に体の複数の箇所を連携させて行われていることであり、一部が機能不全に陥っただけで、こんなにも全体として困難な作業になってしまうなんて、まるで想像もしていませんでしたことよ。

まあ、だからこそアシモはこんなに苦労しているのだね…。

そして、普段なら5分くらいでいける距離なのに、20分かかりました! しかも汗までかいちゃったよ。はあはあ。

もう、なんといいますか。後ろから、よちよち歩いている幼稚園児がお母さんに手を引かれて歩いてきたりするんですけど、その子にすらおい抜かされて行くわけですよ! うおーー。

折しも、むかいからは杖をついた年配のご夫婦がゆっくりと歩いてこられる。ほんとにね、シンパシーというか、年をとって脚が弱くなったら、大変なんだろうなあ… と心から実感しました。そんなことを思っている今の自分はその人たちよりもさらに亀の歩みなんですけどもね! はあ。

もう、怪我して良かった事って別にないんですけど、強いて言うなら、人の痛みがちょっとリアルにわかるようになったかな。

だって健康な状態で想像してみるのと、自分でなってみるのと全然違いましたから。

よく考えれば健康なときでも想像くらいはできたのかもしれないのですが。なんていうか、健康なときにはそういうことをあえて考えてみる必要性もなかったですし、というより単に自分本位だったというべきか。

お年寄りとか脚の不自由な人への、不便さや大変さに対して何の想像もできていなくて、結果として思いやりがぜんぜん足りなかったなあと思いました。そしてそのことに気づいてもいなかった。

まあ、今も自分のことしか考えていないからこそ、脚が悪くて大変だなあとか思ってるだけかもしれないのですが。

でも。

少なくとも、これからは、絶対もっと弱ってる人にやさしくするよ! と心に誓いました。

それだけでも、ちょっとは前よりいい人になっているであろう。(対自分比)

そうやってちょっとでも良くなれれば、怪我をした甲斐もあったというもの。

なんて無理矢理いい事探ししなくても、とも思いますが、何を思っても怪我しなかったことにはならないわけで、それならせめて少しでも得る物があったと思いたいじゃないですか。ねえ(笑

人間万事 塞翁が馬…。だといいね。

はじめてのお出かけ〜よちよち」への2件のフィードバック

  1. 私も松葉杖ついた事あるからわかるよ~。あの時は歩く時よりお風呂に入るのが大変だった。でも足首の捻挫だったからまだ腿の自由は利いたから楽といえば楽だったのか?

    そして、病気したり検査の為とはいえ2週間の入院生活したり、して、それまで健康でとっても傲慢だった自分を反省しました。

    やっぱり転んでも(この場合転ばされたわけだけれども)ただではおきないと言うか、転んだからこそ何か得られたらいいよね。

    少しずつ回復に向かっているようだけれども、それでも気をつけてね。「他人は周りを見ていない」と思ってくれぐれも危険回避(人が多い時間を避ける)を自分でしてね。お大事に!

    • わたしはギプスしてないので、最初の頃はともかく、今はもうお風呂は大丈夫です。

      そしてなんだかんだいって一日しか入院していないわたくし。たぶん和季のほうが大変だったね。

      >「他人は周りを見ていない」
      そうだね。そこ気をつけます。そう考えるとやっぱり夜は出歩かない方がいいよねー。もう一回転んで骨折でもしたらと思うと…がくぶるです。

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